「リップスティック」という有名な映画があって
最後の場面の弁護士の台詞が
とても印象に残っている
ある女性が変態男に襲われる
でも裁判は 相手の弁護士が有能(?)で
男は無罪になってしまう
それどころか
被害女性の人生が壊されてしまう
無罪放免になった男は
もう一度 今度は
被害女性の未成年の妹を襲う
事を知った女性は
ライフルで男を射殺する
明らかな動機もあって
殺傷能力高い武器も使っている
これは殺人罪
でも 女性側に立った弁護士は
彼女の感情に添い訴えると言うより
非常に冷静に陪審員達に語りかける
最初の判決で
この男を無罪にしたことは
誤りだったと思われますか?
それは人間だから仕方のないことです
人は 時に間違ったものを選ぶ
人間は完璧ではないのです
法律は その完璧ではない人間が作りました
ですから やはり
法律自体も完璧ではないのです
凄く昔にテレビで見たので
うろ覚えなんですが・・・
およそ こんな台詞
法律自体が完璧ではない
だから その法律が
「人を何人も轢き殺しても
しかもその後 走って逃げても
無罪になる道がある」
と決めていたら
それ、絶対間違っている!
と思うのは当然ですよね
この映画 主演はマーゴ・ヘミングウェイ
そう
あの文豪ヘミングウェイのお孫さん
そして この方自身は双極性障害を患い
薬物過剰摂取で亡くなっています
件のひき逃げ犯人も 精神科の薬を
変更したばかりと言っていました
本人も病院も罪がなくて
さらに薬にも罪がなくて
・・・
それで どうやって
被害者の人達の平穏が
取り戻せるんでしょうか?

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