不幸な人の心理

例の２６年前の主婦殺人事件

犯人が分かって　ほっとして

でも　その犯人が

自分の子を病気で亡くしていたと聞いて

暗い気持ちになった人は私だけではないと思う

被害者からしたら「だから何？？？」

と言いたいでしょう

殺人犯に同情はしないけど

たぶん　この人は　

自分の人生は苦労が多くて不幸だ・・

と、思っていた気がする

サマセット・モームの「月と６ペンス」📕に

～苦労した人間は　人に意地悪になる～

というような一文があって

読んだ時は　

えー？　そうかしら？　と、思ったけど

その意地悪の矛先が　自分の苦労の原因と

関係がないと言うところにぞっとした

される側には全く身に覚えがないからです💧

「妬み」の心理にとても似ている

自分が不遇であっても

人を不幸にする権利は絶対に無いし

意地悪がエスカレートして

殺人だったとしたら言語道断

これは　きっちり裁かれるべき

そもそも

～他の人は幸せで、自分「だけ」が不幸～

という考え方自体はとても自己中心的だと思う

こんな心理を持った人が

世の中に多くいたとしたら

・・・寒々しい気になりますね