日本史は逆から学べ

赤ちゃんだった子どもが

やっと会話できるようになると

何でも　「どうして？」「なんで？？」

ばかり言い続けるから　思わず

「そういう決まりなの！」とか言ってしまったけど

あれはせめて　「うーん・・・どうしてかな？？」

くらいの返事はするべきだったわね

特に　歴史に関するようなことは

歴史は逆から学ぶ

たしかにその通りだと思う

戦争がどれだけ悲惨かは

みな知っている

では　何故そんなことを始めたか？

それを知りたい

何故　日本は勝ち目の無い戦争をしたのか?

それ以前に始まった日中戦争を終わらせたかった

何故　日中戦争が始まったのか？

満洲国を建国したから

何故　満洲国を？

・・・

という具合に

どうしてそうなったのか？の答えが書いてあります

確かに分かりやすい

でも　できればもう少し深くを知りたかった

何故　この時　多くの人が

軍部を支持したのか？

一体何を見て　誰の言葉を聞いて

どんな記事を読んで

そう言う思考になったのか？

それも知りたかったです

新聞もラジオも既にあり

人々の会話は　あらゆる場所に溢れていた

あの頃　どんな人も

本当のことを知りたかったはずなのに

日本史全般を網羅しているから

後半は奈良・平安時代になり

有名な菅原道真の話が出てきます

讒言によって左遷され失意のうちに没する

その後の怨霊の話とか

学問の神様になったとかは

もう凄く有名だから知っているけど

何故　その讒言は信じられたのか？

そこが知りたい

讒言とは「ありもしないこと」

人は　どうしてこれを信じるのか　

そこが知りたかったです

そして　どうしてそのことを

繰り返すのかも