そんなことが書いてあった本を読んで
思い出した事がある
昔 習っていた書道の先生が
同じようなことを言っていた
「まだお爺ちゃんとは言われたくない!」
と いつも言っていたけど
可愛いお孫さんの写真を
嬉しそうに見せてくれた男の先生😊
書道に対しては 少し厳しかった😟
いえ 少しどころか
だいぶ口調はきつかった💦
その頃私は 習いたてで
でも もう子どもではないから
余暇を楽しむ趣味のひとつ🎵
のような気楽な気分で 通い始めた
そして まぁ 注意される事が多い😩
筆の持ち方 下げ方 線の引き方・・・
一枚の半紙を書く間に
どれだけの事を言われたか・・・😰
言われ過ぎて 結局何も覚えずに
何日間か過ぎた頃
「一つだけで良いんだよ」と唐突に
先生が言った
「えっ???」
「俺は 色々口うるさく言うけど
持って帰るのは一つでいいんだ
一つだけ 覚えて帰れ」
あまりにも覚えが悪い私を見かねて
言ったのかもしれないけど・・・😓
その言葉は 随分と私を安心させた
一つくらいなら大丈夫 覚えられる!
必然的に 印象に残った事が心に残って
たったひとつ
でも その日はそれだけで良い
そのかわり 続ける事
そうすれば だんだんと
その一つは 増えていく
ああ そういう事なのね
あれからもう20年
家が遠くなったので
その先生から離れてしまったけど
いまでも 書道は続いている
薄い半紙を一枚ずつ
一つ一つを 積み重ねるようにして

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