やっと読み終わりました ドストエフスキー
題名ほどは暗くなかった「虐げられた人びと」
一回は読んでいるけど大人の本で再読
これは娘をゆるせない父親の苦しみの話
「ゆるす」が「赦す」になっていて
「許す」と どう違うのか調べてみたら
許す=これからする何かを許可すること
赦す=罪や過ちを赦す
という事でした
キリスト教の教えだと「赦す」ですね💧
二組の父と娘がいて
それぞれの娘が選んだ結婚相手は
いかにも自分勝手な男
😟
父親の反対を押し切って家を出て
結局不幸になった娘
父親はその娘を赦せない・・・
当時の結婚は当事者だけではなく
その結婚によって財産を失ったり
名誉を傷つけられたり
家そのものが
取り返しのつかない状況になる
💢
そうなることが分かっているから
父親は大反対するのに
甘い考えの娘は いう事を聞かない
父親は葛藤して
母親も懇願するんです💦
ロシア人は大抵 信仰が篤い
神さまの教えでは
赦さなくてはいけないと思っているから
この苦しみの描写がずっと続くんです
生真面目な老人達が悩み苦しんで・・・
肝心の男たちは変わらない
狡猾な性格も 頼りなく未熟な中身も
そんな相手との結婚
「許す」親はいないでしょう?
😠
そもそもどうして
父親の言う事を聞かないの?
信じる神さまに
「親に従う」という教えは無いの??

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