ロスト・ケアという映画を観た📺
映画を観る前に概要をざっと知った時
思い出したのは「やまゆり園」の事件の話
あの時の被害者達を 認知症の老人達に
置き換えたような話かな?と
だけど 映画もそうだけど
あの事件とは かなり印象が違う
そもそも 施設に預けられているのではなく
自宅で介護されている老人達が被害者
自宅介護の壮絶さは 文字を追うだけでも
生々しく 読み進むのに覚悟が必要です
義務とか思い出とか まして愛や感謝なんて
綺麗ごとでは解決できない
昔 ある病院の奥様に聞いた話
「どんなに仲の良い親子でも
ずっと親が寝たきりで きつい介護が続くとね・・・
最後には 早く死んでくれって言い出すのよ」
その時は「え?まさか??」なんて思わなかった
(やはり それは そうでしょう)と思ったし
自分の子どもにそんな風に思われてまで
長く生きたくないわ・・・と思った
子を持つ親なら誰でもそうだと思う
映画を先に見ているからか 頭に入りやすく
重いテーマなのに読みやすいです
原作と映画の設定が違う場面もありますが
あれは よく出来た映画だったのだと
改めて思いました
柄本明さんの演技は圧巻です💧

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