今さら(?)ドストエフスキーを読んでいます
題名は「虐げられた人びと」
もうね 登場人物が気の毒で
題名の通りなわけね💧
ナターシャという 自分を裏切った娘を 許したいのに許せない
意地を張って 泣いたり怒ったりしてる 父親の葛藤の場面が続くんです
目の前で 疲れ切ったお爺さんが かんしゃく起こして近くの妻を怒鳴ったり
かと思ったら まるで小さな子どものように 声を上げて泣き出したりして💦
読んでいるこちらも持て余して 困った感じになってしまう
早くネルリちゃんの章に行きたいんだけど・・・
😥
ドストエフスキーは状況描写の中に 各人物の心理状態や 自分自身の人生観まで しっかり書き込む作家でした
この人は お父さんが農民に殺されて💥 その知らせを受けたときショックで失神したらしいけど
その理由が 恐ろしいとか悲しいではなく
「日頃 殺してやりたいと思っていた憎い父親が その通りになったから驚いて」💦
というのを どこかで読んだから かなり繊細な人だったのね・・・とは思っていたけど
性格そのまま かなり詳細にゆっくり進む話
子ども向けに書きおろした本では気が付かなかった 楽しみが味わえそうです💓
今さら?ドストエフスキー??
いいえ 今だからこそ
📘


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