2024年10月4日金曜日

虐げられた人びと

今さら(?)ドストエフスキーを読んでいます

題名は「虐げられた人びと」

もうね 登場人物が気の毒で

題名の通りなわけね💧


この中に子どもの頃に読んだ
「孤児ネルリ」の話があるはずで
そこを もう一度読みたかったんだけど

600頁の文庫本だから
中々その場面に到達しません😓

ナターシャという 自分を裏切った娘を                                  許したいのに許せない

意地を張って 泣いたり怒ったりしてる                                     父親の葛藤の場面が続くんです

目の前で 疲れ切ったお爺さんが                                   かんしゃく起こして近くの妻を怒鳴ったり

かと思ったら まるで小さな子どものように                                声を上げて泣き出したりして💦

読んでいるこちらも持て余して                                       困った感じになってしまう

早くネルリちゃんの章に行きたいんだけど・・・

😥

ドストエフスキーは状況描写の中に                                       各人物の心理状態や 自分自身の人生観まで                                     しっかり書き込む作家でした

            

この人は お父さんが農民に殺されて💥                                           その知らせを受けたときショックで失神したらしいけど

その理由が 恐ろしいとか悲しいではなく

「日頃 殺してやりたいと思っていた憎い父親が                                   その通りになったから驚いて」💦

というのを どこかで読んだから                                         かなり繊細な人だったのね・・・とは思っていたけど

性格そのまま かなり詳細にゆっくり進む話

子ども向けに書きおろした本では気が付かなかった                                  楽しみが味わえそうです💓

今さら?ドストエフスキー??

いいえ 今だからこそ

📘

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