さっぱり意味が分からない???
と、思っていたけど
この短編集の「判決」という話を読んで
少しだけ近づけた気がする
ゲオルグの友人は 都会に出てから苦労が続き
寄こす手紙には愚痴ばかり書いてある
一方、自分は故郷にとどまり
親から引き継いだ商売も繁盛して
この度、金持ち娘との婚約も決まった
今までは 哀れな友人に
自分がうまくいっている話など辛いだろうと
詳しい近況を書かずにいたが
さすがに有名な大令嬢との婚約は
他の人から聞かされるより
自分から打ち明けた方が良いと思い
今回ばかりは 正直に手紙に書き綴ることにした
ゲオルグは手紙を出す前に
父親に このことを伝えようと思った
二年前に母が亡くなってから
父はずいぶん弱っているようだったが
友人の事は 父もよく知っている
ゲオルグの年老いたお父さんは
別な部屋にいるんです
そして何故か 幻想的な雰囲気で
本当に存在しているように思えない
なのに突然 怒り狂って!!
自分の息子に冷酷な命令を下します
え? そんな・・・
ゲオルグの話の方が幻だったの??
驚いている間もなく 唐突に話は終わって
唖然としてしまう
この父から息子への命令が 表題の「判決」
「変身」も 息子に対して家族が
特に親が 冷たすぎると思ったけど
この話も同じ
カフカはきっと
実の父親と確執があった人なのね
と思わずにはいられないです
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