アメリカと日本の「原因帰属」の違いについて
原因帰属とは ある事実に対して
その原因は何かと考える事
例えば子どもの成績が悪い場合
アメリカのお母さんは
「能力不足」「学校の指導」など
自分でコントロールできない物を
挙げる人が多いらしい
日本のお母さんは
「あなたの努力が足りない」と
自分でコントロールできる要因に
原因を求める人が圧倒的
ここまで読んで
少し???と思ったので
後ろのテキスト発行日を見ると
初版「2003年」
つまり 22年前です
確かに昔の親は そうだった
悪い時の叱り方は
「勉強が足りなかったからでしょう!」で
励ます時は
「やればできるんだから頑張りなさい!」
日本は「努力至上主義」が突出しているらしい
そして それは日本の
文化的風土から発生したらしい
確かに なにもかもが
本人の努力不足という解釈が
正しいとは思わないけど・・・
今の時代 ここ2~30年の風潮として・・・
「自分のせいじゃない」の
考え方が流行り過ぎのように思う
成績の事だけでなく
もしかしたら この有識者が持ち込んだ
「アメリカの考え方」が原因?
と思って読み進めると・・・
「日本の風土文化を考えると、
アメリカ文化のもとで見いだされた結果を
そのまま取り入れることなく
慎重に検討することが必要です」
書いてある! ちゃんと書いてあります
知識のある方は知っていた
アメリカにはアメリカの
日本には日本の方法がある と
日本の風土や文化が
具体的にどうなのかは書いていないけど
日本人の考える方向性で
一つだけ 心当たりがあります
「周りの人と足並みをそろえる」
「皆さんがそうしている」という言葉に弱い
その「周りの皆さん」が
将来どういうことになったとしても
合わせることを優先してしまう

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