2024年6月2日日曜日

米原万里さん

もう亡くなってしまいましたが

ロシア語通訳者の米原万里さん

この人のエッセイが好きで 過去に何冊か買ったけど

今 手元にあるのは こちらでした


「心臓に毛が生えている理由」って                            🙀 びっくりするタイトルなのだけど                               これは同時通訳をしてるご自身の事です

通訳者と言えども                                   外国語の全部が ぴったり合う日本語に                                  置き換えられるわけがなく

微妙な差が気になって仕方がない人は                                      同時通訳の仕事は向いてないと言う事が書いてあった                      

それはそうかもしれない😔

でも、たとえ適切な言葉に置き換えられなくても                               意味が解って 限りなく近い言葉を即座に探すのも                              凄い事だと思うのよ💕

何年か前に英会話を習っていた時                                   日本語の「懐かしい」は                                   英語の「nostalgic」とちょっと違うんだよね~

というような事を先生👨が言っていたけど                       同じような言葉は 限りなくあるでしょう

時々 翻訳の本が                                   一枚のベールを被っているような                                       もどかしい文章に感じるのも きっとそのせい

歯切れのよい文章とユーモアのセンス

何といっても 私はこの人の本で                             ソ連時代の東欧の国の様子が                                           少しわかった気がするんです

才能のある人でした

若くして亡くなってしまったのが                                      本当に残念😢

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